原稿素材の作り方

自分の作品を一冊に。思いたったら準備を始めましょう!

お手元の作品から、載せたい作品を
選んでいただき、早速準備の開始です。

コースの選定

ページ数は?

絵は全部で60枚あるから
64ページでいいのかな?

お好みのページ数で調整も可能なので安心です!当社スタッフが丁寧にご説明いたします。

レイアウトは?

最初のページは絶対
この絵にしたい!

作品の掲載順など、ご希望に沿うことができます。当社スタッフまでご相談ください。

本の体裁は?

今までの集大成にしたいから、
豪華にプレミアムコース!

作品集の用途はさまざまです。それぞれの用途に合ったコースを、当社スタッフがご案内いたします。

原稿の準備

制作方法は2つあります

作品の現物や写真データをお預かりして、当社で印刷データを制作する場合

原稿の入稿について
原稿として入稿可能な物
●デジタル画像データ
デジタルカメラで撮影した画像(写真)データ[RAW TIFF JPEGなど]
デジタルカメラのデータを各種メモリーカードやUSBメモリー、CD-ROMなどに保存し入稿して下さい。
データの解像度はA4サイズの場合で500万画素(2,560×1,920ピクセル)以上が最適となります。デジタルカメラのデータは通常RGB形式のため、弊社にて印刷に適したプロファイルで印刷用のCMYK形式に変換致します。
※ご自身で判断が難しい場合、ご相談ください。
●フィルムやプリント
可能であればプリントする前のネガフィルムやポジフィルムの方が画質的に良好ですが、それらが無い場合は直接プリントをスキャニングする事も可能です。
●作品自体(原画)
作品を直接スキャニングするか撮影するか、弊社にて最も適した方法を判断させていただきご提案させていただきます。
文字原稿について
  1. 作品集のタイトル
  2. 作品のタイトルやサイズ、キャプション(作品を説明する文章)
  3. 序文・あとがき・略歴・奥付(著者・書名・発行者・印刷者・発行日などを記載した部分)等を文章にまとめてください。
    ※2、3 はなくても構いません。ご相談ください。
レイアウト原稿について

作品・テキストの配置等のご希望をご指示ください。手書きの簡単なもので構いません。

レイアウトのご指示例

印刷出来る状態のデータをご支給いただく場合 印刷と製本のみお手伝い致します。

下記の注意事項をご確認のうえ、データをご準備下さい。

●お送りいただく際は、必ずプリントアウトを添えて、お送りください
パソコンのモニターやプリンターの出力紙は、環境によって色が異なる場合があります。色校正を希望されなかった場合は、いただいたデータのまま当社の基準濃度での印刷となります。
●データの注意事項
・必ずアウトラインをとってください。
・データはすべてCMYKに変換してください。
・ページのギリギリまで印刷したい場合、必ず塗り足しを3mmずつ付けてください。
・可能な場合は、トンボマークを付けてください
・お送りいただく際は、データのアプリケーション・バージョン情報など、データの仕様書を付けて下さい。
レイアウトの注意点

ページ全体に作品を配置する場合、塗り足しが必要となるため、画像の周囲3mm程度が切り取られますのでご了承ください。サインなどの重要な部分がギリギリの位置にあると切り取られてしまう恐れがありますのでレイアウトの際はご注意ください。

印刷まめ知識 各部の名称について

各部の名称

製本 糸・針金・接着剤などで綴じて表紙を付け、本の形にすること。上製本(ハードカバー)と無線綴じ製本(ソフトカバー)
上製本/ハードカバー 表紙をボール紙に貼り、本文をくるんで綴じる製本方法。表紙が本文より一回り大きい。高級感があり強度も強いが、並製本に較べ割高。
並製本/ソフトカバー 表紙に厚紙(あるいは本文と同じ紙)を使用し、本文をくるむ製本方法。仕上がりは表紙と本文が同じ大きさ。上製本に較べ安価。
中綴じ 二つ折りした印刷物を針金で綴じる製本方法。4ページ以上で4の倍数頁のみ可能。
見返し(みかえし) 表紙の裏側と本文の間に補強用として貼り付ける紙。装飾的な要素も加味して用紙を選ぶ場合が多い。
扉(とびら) 巻頭に本の題名や著者名を記載した頁を「本扉(大扉)」。本文中に章題などを記載した頁を「中扉」という。
台割 本の構成順序とページ数を指定した本の設計図です。例)「表紙→扉→もくじ→まえがき→本文→あとがき→奥付」
ノンブル
ページ数を示す数字のこと。
キャプション 写真やイラストの説明文のこと。
前書き 著者が書いた自序、他の人が書いた他序等がある。
後書き 出版の経緯、感想などを書く。
目次 本の内容と順序、頁づけを示す。
奥付 題名、著者名、発行日、印刷製本所などを一括して記載した部分。本文が終わった後に付ける。
組版 本に入るすべてのデータをレイアウトする作業。
校正 誤字脱字(文字・記号の間違い、文字・記号の抜け)、写真、レイアウトのチェックや、誤りを直す作業。1回目を初校、2回目を再校といいます。見落とすと、間違えたまま本になってしまいます。
色校正
色味をチェックする作業。
校了 すべての校正作業が終了すること。
小口(こぐち) 本の外側のことを指します。
のど 本の中側のことを指します。

本の上側のことを指します。
本の下側のことを指します。
綴じてある部分で本の外側のことを指します。背の大きさ(本の厚さ)は本文の紙質によって異なります。
PP加工 本の表面に使われるビニール表面加工。
CMYK 印刷は通常シアン(Cyan:藍色)・マゼンタ(Magenta:紅色)・イエロー(Yellow:黄色)の色の3原色にブラック(blacK:黒色)を加えた4色掛けあわせで色を再現する。
オフセット印刷 4色のインキを使用し“版”を用いて、一度に大量の印刷を行う事が出来る高精細な印刷方式で、少部数でも印刷にかかる費用は固定費の割合が大きいため、1冊あたりの単価が高くなります。しかし、一度に沢山の印刷物を作る事が出来るので、大量に印刷物が欲しい場合はコストを抑える事ができます。
オンデマンド印刷 “版”を用いず、データから直接印刷する、「必要なものを、必要な時に、必要な部数だけ」印刷する場合に適します。家庭用プリンタの高性能版のような存在です。マイ・アートブックはオンデマンド印刷です。長年培ったプロの技術によって調整を行っております。